お手入れ・修理

秀衡塗を末長くお使いいただくために

Care and Repair

「秀衡塗」は、堅牢で使い込むほど味わい深く美しい光沢が生まれ手に馴染んできます。
使用後正しいお手入れをして頂ければ、世代を超えて末長くご愛用頂けます。

秀衡塗のお手入れ方法

Step1
Step1
漆器は使用後、中性洗剤と柔らかいスポンジを使用して優しく洗ってください。漆塗りのお椀は汚れが付きづらいので強く洗う必要はありません。
Step2
Step2
スポンジで洗った後、洗剤が落ちるまで水ですすぎます。
Step3
Step3
すすいだ後に水滴が残っているとグラスと同じように跡が残る場合がありますので、残らないように乾いた柔らかい布で拭き取ってください。毎日使い拭くこと事で艶が増してきます。

洗い方・拭き方のご注意点

Point1
ご飯を入れて使用した場合は5分~10分ほど水に漬けて置き、その後同じように中性洗剤で洗ってください。(長時間の漬け置きはお控えください)
Point2
磁器、焼物の器、金属製のスプーンやフォークと一緒に洗いますと、ぶつかってキズが付く恐れがありますのでご注意ください。
Point3
金箔を使用しているものは特に箔部分をやさしく洗ってください。強く洗うと金箔がすれる場合があります。
Point4
電子レンジ・食器洗浄機、食器乾燥機のご使用はお控えください。金箔が高温になり火が出る恐れがあります。
Point5
クレンザー等、磨き粉の入った物での洗浄は塗面を傷めますのでお控えください。

保管について

漆器はある程度湿度があり、直射日光のあたらない場所で保管してください。台所の食器棚で構いません。

漆塗りの物は直射日光に長時間あたると艶が落ち、漆が分解され、触ると手に粉状の漆が付くほどに劣化します。また、極端に乾燥する場所に長時間保管すると、お椀等の丸物は歪んでしまったり、重箱の等の指物の場合は、木地が反ってしまったり、継ぎ目から割れる場合がありますのでご注意ください。

漆の匂いが気になる場合

丸三漆器では、お椀、お盆、重箱などお客様にとって大切な想いがこもった器である秀衡塗の修理も承っております。
3世代に亘り使うことができる堅牢な秀衡塗でも、不意に傷が付いたり、経年で一部が漆が剥がれたりすることがあります。しかし、職人が手作りで作る秀衡塗は多少の傷、塗膜のはがれなら、新品同様に修理することができます。ぜひお気軽にご相談ください。
特に漆器を数多く使われる飲食業・旅館・ホテル業などの法人のお客様は、量の多少に関わらず、ぜひご相談ください。

金継ぎ(きんつぎ)
欠け修理
内側塗り直し修理

お直し・修理のお問い合わせ

秀衡塗りのお直し、修理のご相談・お申し込みは、お電話またはメールフォームよりお問い合わせください。

TEL 0191-75-3153

受付時間:8:30~17:00
不定休

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